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検証:ぐっと聴衆のハートを掴む、山本一太議員のスピーチ [長女の夫・川鍋一朗・39才日本交通社長]

長女の夫・川鍋一朗・39才日本交通社長です。

さすがに政治家のスピーチは勉強になる。

ある日の、山本一太議員のスピーチ。
「朝、4時半に起きて、ぐるりと群馬の皆さまのところにお邪魔してきました。」
こんにちは、とも何も言わず、いきなり何っ?と注意を引く出だし。
「皆さんに言われました。自民党は大丈夫か、と!」
ちょうど「たちあがれ」という新党が発表されたタイミング。
「大丈夫です!与謝野さんが出ても誰もついて行きません!自民党はイザとなったらまとまります、執行部を一番批判している山本一太が言うのですから間違いありません!」
思わず笑い声。もう聴衆は一太議員にクギ付け。
「しかし、油断しすぎて心配しています。」
民主の支持率の下落が自民の上昇に結びつかない。
「選挙はシーソーゲーム、何が起こるかわかりません!事実、若林議員が隣のボタン押しちゃいました!これで5ポイントは支持率が落ちました!」
会場、更に笑い声。
「参議員の候補のリストを見ました。全ての候補者の中で、人格、実績、ともに私が尊敬する中曽根弘文先生が、圧倒的に、圧倒的に、一番です!」
中曽根弘文新春の集いですからね。しかし強力なアピールだ。
「しかし、激戦になります!私、山本一太も、全力で応援させていただきます!みなさまも、油断せず、投票箱の閉まる最後の最後の瞬間まで、全力で応援願います!」
ここがキーメッセージ。そっか、油断しちゃいけない、と思わせる、強力なインパクト。
「実は、国際機関に勤める妻が、インドから2日間だけ帰国している東京へ、一足お先に失礼する無礼をお許し下さい!」
退出する部分まで、きちっと自己アピールとして機能している。
万雷の拍手の中、小走りに会場を後にする一太議員。

DSC02616.jpg

恐るべき、スピーチ能力。
私の分析するポイントは以下の3点。
1)儀礼的だがつまらない決まり文句はほとんど省く。「本日は誠におめでとうございます」とか、「〜を持ちまして私の挨拶に代えさせていただきます」など使わない。
2)最新の時事ネタ、もしくは自分のネタでくすっ、と笑わせる。あまり相手(民主党)の悪口は使わない。使うとしてもユーモラスに。
3)笑わせた後に、ピリッと締めてから、最も訴えたいポイントをズバっともってくる。「油断してはいけない」「激戦になります」→ だから応援よろしく。

難しくなく、誹謗中傷でもなく、効果的に訴求し、良い印象を残す。
山本一太議員、日本交通の経営に、大いに参考にさせて頂きます!

***
選挙戦開始(公示日6月24日)まで、あと49日。

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