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地域の絆 [長女・川鍋文子・25才・主婦]

こんばんは、長女・文子です。

群馬など 005.JPG

先日、御挨拶廻りで酔い止めを飲みながら、この山を廻っていた時の出来事…

後ろから救急車の音が、近づいてくると私達の車を追越していきました。
「大丈夫かな…」と心配しつつ、次の訪問先のお宅に到着しました。

いつも通りに、カギの掛かっていない扉を案内の方がガラッと開け、
「お~い、○○子ちゃんいるか~い?」
すると奥から○○子ちゃんのお母様(推定85歳)が歩いてきて、
「今、救急車鳴ってたろ!○○子は自分の車で救急車の後を付いてったよ~」と。
私は、
(付いていった!?、、、たまたま自分の家の前を通った救急車に、付いていった??)
驚いていると、案内の方も
「お~そうかぁ、じゃー宜しく言っといてなぁ~」

、、、!?
黙って聞いていた私は、
「救急車に付いていく事、よくあるのですか?」
と尋ねると
「この辺は昔からの人たちだからね~だいたい皆知ってるんだよ」
と。

東京で生まれ育ち、地域に家族以外知り合いのいない私にとっては、
ある意味衝撃的でしたが、その強い地域の絆を羨ましくも思いました。
誰だかはわからないけれど、この地域の誰かには違いないから、とにかく行ってみる。
〇〇子さん、かっこいいです!!

しばらく走っていると向こうから白い車が、すると案内の方が
「車停めて~あの車、さっきの〇〇子ちゃんだー」と。
〇〇子ちゃんもこちらに気付き、車を降りて話をすると
「△△家のおばあちゃんが転んで倒れたのよ、病院運ばれたけれど足ちょっと怪我したみたいで、大丈夫よ!!」
我々一同、一安心。

午後、その△△家に行き(もともと訪問する予定でした)、息子さんと話しました。
まだおばあちゃんは病院でしたが、息子さん曰くお元気そうで良かったです。私も祖父母を見てよくわかりますが、お年寄りは転ぶのが一番怖いという話を皆でしました。

世代を越え、何十年もの長いお付き合いの信頼関係から生まれる『地域の絆』は、家族のうようで、素晴らしいことです。群馬にいると、人と人の繋がりや、温かさを肌で感じることが多々あります。
大自然の中で心がオープンになるせいか、田んぼ道で知らない方と会っても普通に挨拶をしています。そんな瞬間が心地よいですし、こういう日常の中での人との触れ合いは大切なのだなと改めて思いました。

(私もしてますが)隣近所の方と挨拶をするという方、
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posted by AyakoKawanabe at nice!(0) 
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