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美しき、桐生織 [長男・中曽根康隆]

こんにちは、康隆です。

先日、「桐生織」の見学をして参りました。桐生の織物の歴史は古く、約1300年前の和銅7年に桐生地方から絹織物が朝貢された事まで遡ります。18世紀中頃に京より高機が移入されてから飛躍的に発展し、それ以来絹糸は群馬、桐生の誇りとなっています。

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伺った先は桐生織の老舗である「合資会社 後藤」さん。明治3年創業で140年以上の歴史があり、社長の後藤さんは桐生織物協同組合の理事長も務められています。(http://www.kiryuorimono.or.jp/)

「後藤」さんで作られた帯は平成19年に人気を博した映画「SAYURI」(スピルバーグ監督・チャン・ツィイー主演)でも使用され、その帯の美しさは大変話題になりました。

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こちらには桐生織物の象徴でもあり2006年に国の登録有形文化財に指定された「のこぎり屋根工場」が残っています。中に入ると沢山の高機があり、1台につき1人の職人さんがいらっしゃいました。真夏の群馬、サウナ状態の工場の中で皆さん汗を流しながら作業に集中されていました。

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帯、テーブルセンター、小物等沢山の商品がありますが、特に印象深かったのはオリンピックにちなんだ5 色入りテーブルセンター!
本当に美しく、外国の方にも絶対に喜ばれる商品です。

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群馬ではこの度、「富岡製糸場」が世界遺産となりましたが、絹糸の需要は年々低下し、織物産業も縮小してきています。市場に任せているだけでは産業の保護はできず、技術の担い手、人材不足は深刻な状況となっています。この素晴らしい伝統や技術をどうにか次世代にも残していけるように国としても努力していかなくてはいけません。私も海外に、そして若い世代に、桐生織の魅力を伝えていこうと思います。


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高崎祭り [長男・中曽根康隆]

こんにちは、康隆です。

先日、両親と共に「第40回高崎祭り」へ行ってまいりました。
例年80万人近くが訪れるという、年に1回のビックイベントです。

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当日は40℃近い猛暑にもかかわらず沢山の笑顔を見ることが出来ました。
大会実行委員の皆様も本当にお疲れ様でした!

来年は夜の花火大会にも参加して、「ぐんまちゃん花火」を見たいです!
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米国・メキシコ出張 [長男・中曽根康隆]

5月の連休に父に同行して米国とメキシコを訪問して参りました。
父は日米友好議員連盟及び日墨友好議員連盟の会長を務める立場として様々な活動をして参りました。

米国
米国テキサス州サンアントニオ市を訪問しフリアン・カストロ市長と再会。昨年市長が訪日した際に会談して以来2度目の会談となりました。カストロ市長は若干39歳ながら、オバマ大統領の2期目の大統領選挙の際の民主党大会で行ったオバマ候補支援演説が評判となり、時期大統領選挙では副大統領候補になるだろうと言われており、米国のもっとも将来性のある政治家の1人です。7月にオバマ大統領より住宅都市開発長官に抜擢されました。

昨年の市長訪日の際の記事は↓
http://nakasone-family.blog.so-net.ne.jp/2013-10-31

また今年1月に父がワシントンDCを訪米した際にはカストロ市長の双子の兄であるホアキン・カストロ下院議員(民・テキサス・1期)とも会談しました。カストロ議員は米国で最近立ち上がったジャパンコーカス(米日議員連盟)の共同議長であり、日米の議会間交流にとってのキーマンの一人でもあります。

今後とも米国の将来性のある若手政治家との関係をしっかりと構築していく事は我が国にとっても大変重要な事であると考えます。

群馬の菓子ラスクをお土産に
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非常に美しい街、サンアントニオ
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メキシコ
メキシコのシナロア州マサトラン市において第12回全国メキシコ日系人大会に出席し、日墨友好議連会長として祝辞を述べました。父は40年前にもマサトランを訪れた事があり、またハネムーンもメキシコだったこともあり、色々と縁を感じる場所の様です。

シナロア州知事との朝食会
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日系人大会でスピーチ
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その他にもメキシコでの日系人リーダーの皆様との昼食会や、旧日本総領事館の見学、またマサトラン市で唯一の日系企業で小田原市の「鈴廣」の蒲鉾の原材料となるスリミ製造工場を視察しました。

工場視察
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その後、マサトラン市役所にて市の鍵を頂きました。
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また最後には日系人移民写真展を訪れ同市に住む日系人の子供達と記念撮影。
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自民党 [CafeSta]に出演しました [長男・中曽根康隆]

こんにちは、康隆です。

先日父が自民党ネットメディア局の運営する「CafeSta」に出演致しました。
お相手はネットメディア局次長の丹羽秀樹先生です。先生はとても気さくな方で私もファンの1人です!

自民党党本部のスタジオにて
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群馬の話、教育の話、科学技術の話、どーでもいい話、等々ざっくばらんな30分の動画となっていますので、お時間ある方は是非ご覧下さいませ!

動画はこちらから↓
https://www.youtube.com/watch?v=90GsNwWyi0s



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会社は誰のもの? ~公益資本主義について~ [長男・中曽根康隆]

先日の「アベノミクス2年目の課題」に続いて、今回は自民党の国家戦略本部による「2030年の日本」検討・対策プロジェクトの第12回勉強会に代理出席した。

今回の講師はアライアンス・フォーラム財団の代表理事である原丈人氏、テーマは「公益資本主義と成長戦略」。

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以下ブログでは公益資本主義について。

この公益資本主義(Public Interest Capitalism :PIC)という考えは、いわゆる株主資本主義に真っ向から挑む資本主義の考え方であり、「会社は短期的視点で株主の利益を最大化する事を目的としている」という従来の説を否定し、「会社は顧客、従業員、取引先、地域社会、地球、株主から成り立ち、経営陣はすべてのステークホルダーに対して中長期的視点で利益を還元する」という発想に基づいている。

「不況下で倒産の危機に直面した経営陣が従業員の大幅な減給を断行。一方で多額の成功報酬を得る」という事例を原氏は株主資本主義の例として挙げているが、実際に私自身も外資系投資銀行で働いた時代に良く目の当たりにした光景である。

理論としては、経営陣が従業員の給料を減額した→会社の財務状況を改善した→企業価値を高めた→経営陣への報酬という具合である。これは会社=株主所有を前提としていて、短期的にでも企業価値を高める(=株価を釣り上げる)ことが株主にとって好ましいとされているからである。だからこそ米国の従業員と社長の給料差は数百倍にもなるケースがある。

原氏は「株主資本主義では時間のかかるビジネスモデルは株主に好まれず、短いほど良いと考えられている。結果、ゼロサムゲームとなり富は二極化していき、これが実体経済を脅かしている」と話している。実際に1960年には平均投資期間は8年だったのに対し、現在では1年以下となり「投資でなく投機」的な傾向が強くなっている。

この原理に対して、公益資本主義では1.会社の持続可能性2.分配の公平性3.事業改良改善性の3つを目指し、それにより長期投資を促進させる事を目的としている。

原氏の狙いは「短期的視点の利益や株主マインドに批判的な、発展登場国を含む海外投資家のお金を日本に取り込むべきである」という事である。つまり「日本の企業は短期的に株価を上げる事だけを目的とはしていません!会社はすべてのステークホルダーのものであり、中長期的にしっかりと成長させて、結果として株価をあげていく、そういう考えに賛同する株主を求めています!」という主張をしっかりと世界に対して明示すれば、行き場を失っている多額のお金が日本に入ってくるのではないか。

米国に追随するのではなく、「短期的には借金が増えて苦しい時期があるかもしれない企業も長期的視点で支えてあげれば後々に大きな結果を出すかもしれないし、そういう企業を日本は応援し、育てていくんだ」というアピールを世界にする事が大切になってくるのではないか。

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弱まっているとはいえ米国ヘゲモニーの世の中は続いている中で、この米国の押し進める資本主義にアラートを鳴らす同盟国・日本、というのも面白い構図ではある。

いずれにせよ会社は誰のものかという議論は長年行われてきているし、それに対する唯一の正解はない。ただ個人的には、企業が一部の人間の富を増やす為だけの道具になることは良くないと思うし、企業の発展がそれに関わる全てのステークホルダーの発展につながることが理想形であるのは間違いないと思う。





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